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いま新幹線車中からこれを書いている。まもなく宇都宮着らしい。
最終日はあまり時間がないなか、仙台市内を少し歩き、広瀬川をみてきた。美しい山々、緑に囲まれた公園のそばを流れる広瀬川。外国人らを含むいくつかのグループが川べりや公園でキャンプをしていた。バーベキューのにおいと煙がする。
妻との小旅行は実り豊かな内容だった。2年前に訪れたときは時間がなかったが、ふたりでボランティア活動、教会の礼拝などに参加して人々と交わり、わずかではあるけれど、いまの仙台のありのままをみてきた。
まだまだ復興には遠い。いやこれからがたいへんなときだろう。
北海道出身のわたしもそうだが、東北の人たちも、がまん強く、泣き言を言わない。それは美しい半面、耐えられる限度を超えるまではがまんするということでもある。
がまん強さとともに、踏まれても屈しない麦のようなしなやかさももって。
あらためて震災で犠牲になった方々のために、被災して仮設住宅住まいや、たいへんな苦労の中にいる人々のために祈りをささげたい。
わたしたちは遠く離れていても、常に東北の人たちとともにいます。
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