禺画像]
今日は人間ドックの日。
いつもこういう医療検査のあるときはコミュニケーションがしんどく感じる。
注射くらいならまだ、痛いだのギャアギャア騒いではい、おしまいということもできるが、レントゲン検査だのバリウム検査だのというのは、検査医師の指示が聞き取れなかったりわからなかったりで、ギャアギャアわめく以前に、もどかしさがつのる。
今日受けたのは超音波検査と胃バリウム検査。
おなかのなかを超音波で診断する検査は、若い女性医師がすぐそばで身振り手振りで息を吸う、吐くと指示を出してくれたけれど、バリウム検査は検査台の上に乗せられたわたしを、遠隔操作で機械を操作しながら指示を出してくださった。医師も操作しながら指示を出すのだからたいへんだと思うのだけど、身振りだけではわからないこともある。仰向けになって、うつぶせになってとあちこち動き回ってようやく終わった。しんどい(^.^)。
耳マークというものをみたことがあるだろうか。
見た目だけでは分かりにくい中途難聴者・失聴者が、障がいを言い表す恥ずかしさ、苦痛をやわらげ、しかし障がいを伝えるためにとデザインされたものだ。最近は病院や公共機関でこの耳マークを掲示して「手話や筆談ができます」とアピールしてくださるところも増えたが、なかなか一般には知られていないところでもある。
職場の壁にマグネットで張り付けておいた。
これをみればだいたいのことはわかるかもしれない。あ、あいつは耳が不自由なんだということくらいは。
壁を壊すのはたいへんな労力がいるけれど、一歩進んで自分から壁を壊すきっかけをつくろう。それがゆっくり自然に大きな波になっていくのではないだろうか。
セコメントをする