信頼関係が大事
2019-01-08


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今年もはや一週間が過ぎた。

ある有名会社の社長が実施した、個人でツイッターフォロワー100万人に100万円をプレゼントする総額1億円のお年玉キャンペーンが話題になった。

まあ他人のやることにいちいち目くじらを立てることもないし、お金がある人はやれるだけの財力があるからなんだろう。

社会人になってましてこの年まで生きてきて、たしかにお金は大事だなとつくづく思う。お金がなかったら困るだけではなく、これからの人生設計も生活も成り立たない。
日本のプロ野球選手の平均年俸はいくらだろうか。
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日本人選手734名で平均年俸は3826万円だという。この数字を安いとみるか高いとみるかは分かれるところだろうけど、なかなか一般のサラリーマン生活では難しいかもしれない。
上には上があるもので、メジャーリーグは日本のそれをはるかに超える。
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USA Today紙の2017年4月2日付MLB選手の給料に関しての特集記事によると、同じ2017年のMLBの平均年俸は過去最高の447万ドル(約4億9800万円)だという。

プレーオフ真っ最中のNFLは、やや古い、2015年のデータであるが平均年俸:210万ドル(約2億4800万円)だという。
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試合数やリーグの球団数、選手数など同列に扱えない部分もあるけど、これだけ日米のスポーツでも「お金」の差がある。

話を戻す。
さきの「100万円をプレゼントする総額1億円のお年玉キャンペーン」で感じたのは、お金をどういう目的で使うかお金の意味づけがあるかどうかということ以前に、お金持ちの遊びに、一般の人が遊ばれているという気もする。お金で人を釣ろうというような、邪なものを感じるのだ。
給料をもらって働いている身からすると、労働に対する対価としての給料であり、働いたことへの評価でもあり、会社と社員としての信頼関係が含まれている、それが給料というものだ。また、売買や取引でも、お金のやりとりがあって成り立つものなのだから、そこに同じく信頼関係が存在している。
けれどもこのキャンペーンには、信頼関係は出てこない感じられない。
あるのは「人の心をお金でもてあそぶ」ということだろう。

わたしはもちろんそんなキャンペーンに加わる気もなかったが、報道されているような話からは、慈善事業のようにすばらしいものだとはまったく感じられない。そういうお金の使い方をする人の心は、とても貧しいのではないだろうかと思う。

死んだらお金はもって行けない。生きてるあいだにそりゃたくさんあったらいいだろうけれども、死ぬまでに潤沢な財産を使うのなら、もっと意味のある使い方をしたほうが、死、人生が終わるときに、自分も周りも納得できるのではないだろうか。

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