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今日から2月。早いものである。
ヘルプマークが「JIS」に 五輪に向け普及に弾み
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今晩の手話サークル千代田一麦会でも、会終了後にある会員から「このカードは知っているよ。デザインがかわいいね」と言われた。
しかしまだまだ周知が足りないと感じるし、電車やバスに乗ってこのカードをみても気づかないのか知らないのか、援助をしてくれる人があまりいない。
ふと思う。
このカードの存在意義というか目的は、この記事にもあるように「外見からは障害があると分かりにくい人が周囲に援助を求めやすい」ということが第一である。けっして交通機関を利用するときに座席を得るためのものでもないし、また印籠のようにかざすものでもない。けれどろう者でありがん患者となって、なおさら「外見からは障害があると分かりにくい」ためにいろいろな困難がある。そういう人がこの社会、同じ空間にいるのだということを知ってもらいたいということ。
もうひとつ。
ヘルプカードの周知を知らせるポスターやシールが車窓や車内広告に張られているのをよく見るようになった。
それ自体はいいことなのだけど、なぜつり革が黄色の座席付近や優先席スペース付近だけに掲示貼付するのだろう。
一般商業広告とのバランスや兼ね合いもあるのだろうが、不自然ではないだろうか?
大事なことはひとつだけ。
困っている人に手を差し伸べる。そういう社会になってほしいということだけだ。
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