ジャンプとタッチダウンと両さん
2016-09-18


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2つの雑誌がある。

『少年ジャンプ』と『月刊アメリカンフットボールマガジン TOUCHDOWN』(以下「TOUCHDOWN」と表記)だ。この雑誌はわたしが小学校のころからよく読んでいた。
その『少年ジャンプ』に40年にわたり一度の休載もなく掲載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(以下「こち亀」と表記)が連載を終えることになった。その直前に今年10月号をもって「TOUCHDOWN」が休刊した。今日、これまで購読のため契約をしていた書店に休刊のため解約をお願いしてきたばかり。

どちらも愛着があるなあ。
「こち亀」だけではなく、わたしが小学校のころの『少年ジャンプ』というと「ど根性ガエル」「荒野の少年イサム」「アストロ球団」「プレイボール」「はだしのゲン」「侍ジャイアンツ」「サーキットの狼」「リングにかけろ」「ドーベルマン刑事」「フォーエバー神児くん」などを覚えている。主人公・高嶺竜児の姉、菊と竜児のライバル剣崎順の恋には年上女性への思慕を感じるなど、多感な少年期にはいろいろ影響を受けたものだ。
「TOUCHDOWN」はアメリカンプロスポーツのひとつ、フットボールを切り口にアメリカの文化社会を紹介するとともにフットボールの魅力や激しさ、すばらしさを教えてくれた。社会人になっていまはもうなくなったプレシーズンゲーム「AMERICAN BOWL」も観たし、NFL、CFLなどにも視野を広げてくれた。編集発行人の後藤完夫さんとはフィールド上で何度かお目にかかったこともある。

これらの雑誌や漫画がなくなってしまうのは寂しい。
いくらインターネットだタブレットだといっても、プリントメディアに勝るものはないと思うのだが。

「こち亀」作者の秋本治さん、「TOUCHDOWN」46年間のスタッフ、編集者、ライター記者のみなさま。ほんとうにありがとうございました。

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