追体験で感じた思い
2012-03-09


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2007年のコスモス朗読会で手話と声で演じた作品『アンネの日記』はいまも折に触れて読むことがある。

アンネ一家の遺品、80年ぶり故郷へ 博物館に展示予定
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朗読で読むにあたってわたしは、彼女が住んでいたアムステルダムとフランクフルトを訪れて取材というか追体験のようなことをした。
記念館内にある隠れ家の部屋は老朽化や腐食のために立ち入りができず、下から透明なプラスチック板越しにみるしかなかったがそれでも、当時の様子を知るには十分すぎた。あの真っ暗な部屋でアンネや姉のマルゴット、父のオットー、淡い恋心を寄せていたペーターやそのほかの住人がどんな思いでいたか。

いつかまたフランクフルト、アムステルダムを訪れたい。そして機会があったら、オランダやドイツの人たちの前で手話と声で『アンネの日記』を読み演じてみたい。
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