今年も半分が過ぎた
2011-06-30


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明日から7月。文月にはいる。早いものでもう2011年は半年が過ぎた。

けさ8時16分ごろ、長野県中部を震源とする地震があり、松本市で震度5を記録したという。9人のけが人が出たほかは道路のひび割れやショーウィンドーの窓ガラスの破損、松本城の壁にもひびが入るなどの被害があった。

警戒していた牛伏寺断層付近で発生 長野で震度5強
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大規模地震の発生が予想されていた牛伏寺断層に近いところが震源だったと、あとになって発表された。首都圏も立川断層という30`にもわたる長さの断層がある。ここもいつひずみをおこすかわからない。

牛伏寺断層は「約千年に1回程度活動しており、最後の地震は1200年前ごろとみられる」とあるから、人間の寿命などよりはるかに長い時間をもっている。今日夜のテレビニュース番組では「70年生きてきたけれどこんな揺れは初めて」とご高齢の婦人が語っていたが、70年なんて地球が生まれてからこれまでの時間のなかではあっというまに等しい。

先日手話通訳士の先生とも話したことだけれど、やっぱりわたしは原子力発電には反対だ。「かかる費用が安い」というのが原子力発電推進におけるうたい文句だそうだが、放射能という人間にはとてもコントロールできない代物を、しかも何万年もかかって処理しなければならないなんて、はっきりいってわたしは子孫未来の子どもたちに対して、そんな責任を負うわけにはいかない。何事もなければ安全かもしれないが、いったん事故が起きれば取り返しがつかないどころか、原子力発電所を廃止するにしても30年、100年という時間をかけなければならない。放射性廃棄物を処分するにしても何万年、10万年という途方もない歳月をかけて対策を講じなければならない。そのためのコストはどれくらいになるのだろう。

あっというまに半分が過ぎた2011年。
下半期は秋の朗読舞台などが予定されている。
ほかにもいろいろやりたいこと、目標がある。地球の途方もない時間に比べれば瞬間にも等しい有限なわたしの人生。だからこそ、後悔のないようによく生きたといえるように、有意義なものにしていきたい。そうでなくては、なんともったいないことだろう!

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