明日を、何かが起こるという期待をもって迎えよう
2007-06-08


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2006年、学校現場でのいじめが問題になり、いじめを苦にした自殺の報道が相次いだ。報道に出ないケースや自殺を試みたり考えたりしたけれど実行しなかったケースもあるだろう。
2006年1年間の自殺者数は32,155人。05年から397人減というが、9年連続で3万人を超えるというのはやはり異常なことだと言わざるを得ない。

自殺率、16年まで20%以上削減 対策大綱を閣議決定
[URL]

学生・生徒の自殺者が過去最多の886人 警察庁まとめ
[URL]

わたしも、ここまで生きてきて、自殺を考えたり思ったりしたことが何度もある。はっきり意識したのは小学校2年生のころだったか。給食の合間に、もしいま飛び降りたらどうなるかなぁ、と漠然とだけど思ったのが初めての思いだ。
それからうつ病を経験して、何度も死の誘惑にかられた。しかしいまこうして生きている。

今日の新聞に、ある若手アイドルタレントのインタビュー記事があった。
彼はこう語っている。
「生きることより死ぬことの方が簡単」

何度も人の死に出会い、葬儀に出席もした。
死んだ人は、もうこの世では会うことはないし話を交わすこともない。逆に言えば故人をどうしのんでいるか、何を言っているか(わたしの悪口も?)死んでしまったら、聞くことも言い返すこともできない。

生きることは容易ではないし、つらいこと苦しいこと、逃げ出したいこと、たくさんある。しかしそれらが過ぎ去ってしまえば笑い話にすることもできる。

今日の新聞の別の記事でこんな言葉を見つけた。
「人生そのものが創造性に満ちている」

だから今日苦しいことがあったとしても、明日がくればまたきっと何かがあるに違いない。その明日をワクワクする期待をもって迎えよう。

いのちを粗末にするな。勝手に捨てるな。

みてごらん。こんなに素晴らしい青空があるじゃないか!

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