2006-11-06
今日は本田美奈子さんの一周忌。あれからもう1年が過ぎたのだね。
本田美奈子さんの遺作「Amazing Grace」を、フライングハンズのレッスンで高村真理子さん、メンバーとともに聴いたのを覚えている。そのときはまさか半年後に高村さんもいなくなるとは思わなかった。神さまのみもとでふたりで歌っているのだろうか。
さて話を変えよう。
漢字。外国人からみると不思議な文字にみえるらしい。ある日本を訪れた外国人は「この、絵のような文字を覚えたい」と言って日本語に興味を抱いたという。なるほど、絵のような、か。
たしかに漢字は物のすがたやかたちがもとになっている文字もある。あらためて言われてみると、気づかされることが多い。異文化からみたわたしたちの文化を、謙虚な目でみつめることもまた、大事なことだろう。
いろんな漢字があり、いろいろな単語があるわけだけれど、最近わたしがいいなと思った漢字は……。「躾」。
身に美しいと書いて、躾と読む。
なにも親や周囲から教わることだけがしつけではないと思う。
周りから自分がどう見られているか、自分は周りにどう見てほしいのか。
それを意識することもまた、しつけではないだろうか。
と書いて、わが身も含めてあまりにも、周囲との関係を考えていない、自分勝手なふるまいをすることにいくつか思い当たる。席をとってわが物顔でいる。大声で話をする。ところかまわず騒ぐ。
隗よりはじめよという。
まず自分から、周りと自分をみつめて、どう見られたいか見られているかを、意識していこう。
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