神さまはみておられる
2006-07-16


今日、10月に予定されている朗読の発表会でBGMに使う、ベートーベンのCDを探すため、夕方に銀座まで歩いてきた。
 当初吉永小百合さんの朗読を使おうと思ったけれど、前に何度も触れている「地球交響曲」という小説から、難聴を患ったベートーベンの苦悩を描いたくだりをピックアップして、ベートーベンの曲をバックに読んでみようと思う。
 この小説でもやはり第9交響曲の制作過程、ウィーンでの初演が描かれている。第9の合唱を使ってもいいけれど、なんだか最後にドンドコ騒ぎ立てるだけのような気がして、かえってよくない。先週土曜日の朗読のあとに、仲間と少し話したのは、感情を前面に押し出すのではなく、たんたんと穏やかに読んだ方がいいのではないか、ということだった。

 いま使おうと思っている、ベートーベンの曲は以下の2曲のうちのどれかだろ。

 @恋人だったジュリエッタ・グッチャルディに献呈したといわれている、1801年に作曲された、ピアノソナタ第14番「月光」
 Aベートーベンが40歳の時に書いた「不滅の恋人」あてといわれる3通の手紙のあて名人、アントニオ・ブレンターノが実質の献呈先だろう、ピアノソナタ第30番ホ長調作品109

 手話ソングダンスと並んで一生続けたいテーマである朗読。

 神さまはちゃんとみておられる。自分の努力を自分で続けようとする意志のある者に対しては、神さまはちゃんとこたえてくださるのだ。
[Music]

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